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仕事納めと正月の過ごし方

今日(明けて昨日か)に、ようやく今年最後の締め切りだった仕事を終え、後は来年年始早々に始まる仕事の下準備を残すのみとなった。といっても、これが結構手間のかかる作業であるのと、年始1月半ばに最終締め切りであるのとで、実質的に年末年始の休みは肉体的にはともかく、精神的にはないようなものである。まあボクらのような仕事はできるときにやっておかないといけない種類のものだから、しんどいとか休みたいとか、そういうことでは全くないのだけど。

有難いことに仕事がある。あるからする。
シンプルに、ただそれだけである。
そもそも正月休みなんて、毎年毎年、手持ち無沙汰で仕方がない。

ボクには、帰るべき実家というのが存在しない。親父は独りでのんびりしたいから放っておいてくれと言うし、母親のことは姉にまかせっきりで(いろいろ理由があってね)ここ何年も顔も見てない。姉弟とも特に会いたいとも思わないし、向こうからも何も言ってこない。我が肉親は全員京都に住みながら、てんでばらばらに勝手に過ごしているのである。親兄弟にも会わないのだから、親戚連中と会おう筈もない。

19歳の時に親父と喧嘩して家を飛び出し、その後しばらくして両親が離婚している。だからなのか、ボクの心の一番奥底には、あれ以来ずっと実家に帰ることができずに放浪し続けているような、嚥下しがたい異物が残ったような感じのままなのである。もちろん一面的には、結婚して子どももでき、マンションも買ってそこに住んで自分自身の一家を構えているワケだから、何が充たされないのかということもあるのだけど。

でも、そういうこととは別の次元の話で、消しようのない異物が残っているのは疑いのない事実だから仕方がない。時とともに小さくなって嚥下できるようになるか、あるいは別なことで昇華されうるかとも思っていたが、20年を経てもそのままの大きさでそこにある。人生には、自力ではどうすることもできない、取り返しのつかないことも少なくない、ということなんだろう。

・・・なんだかショボい身の上話みたいになってしまった。書いているうちにどんどん脱線していってしまう。こんなことを書くつもりじゃなかったんだけどな。

まあとにかく、正月にはテレビもアホ丸出しの下らない番組しかやってないし、もちろん、夜7時のNHKニュースの天気予報に半井小絵さまも出てこられない。
まったく、正月なんてロクなもんではない。
仕方がないから、仕事でもしてましょうかね。


Comments:12

オードリー 06-12-28 (木) 1:14

何だか、分かるような気がします。場合は違いますが…..
実はね、私も実母とは水と油のような関係なんですよ。
一人っ子で育ち、13歳の時に父親が亡くなり、特に苦労したわけでもなく大切に育てられましたが…..どうも母とは「信念の違い」とでも言いましょうか….早くに結婚をして嫁ぎましたが、世間知らずで結婚を通して世の中のからくりを知った時に….疑問、問題にぶつかった私に対して母は言いました。「お前の事だから、理りをしってしまうと結婚しなくなるから教えておかなかった」と。心身ともに参りました。
確かに、私の実家は跡継ぎ問題などを抱えていました…。そしてその頃に摩訶不思議な自分自身の本質も現れ、離婚、自殺未遂。実家を離れ離島で修行?をつけ、現在の旦那様に出会いました。ありがたい事に婿入りしてくれて。そして、5年前に実家に戻り現在に至ります。水と油の本質は変わりません。むしろ修行の成果を試されるかのようです。
私を産んでくれた母ではありますが….何らかの因縁を担がされているのも事実。それを乗り越えるのが私の人生の大きな課題。といってもいいでしょう。あの頃は独りだった。でも今は違う、乗り越えたい。まずは自分自身に負けたくない。
しゃべりたいほうだいですね。失礼しました。

107 06-12-28 (木) 19:24

△ オードリーさん
何と申し上げていいか・・・
生きてると、いろいろありますね・・・。
自分に正直に生きようとするばするほど、周囲との摩擦が大きくなり。
近くにいる人で共鳴しない人ほど、摩擦も大きく。
貫くか、折れるか、時と場合によって自分で許せる範囲内で、いつも選択しています。
でも、基本は、自分の感覚に正直に。
喋りたい放題、大歓迎ですよ^^
有難うございます。

ぽんた 06-12-28 (木) 23:37

私も15年前に家出。
交際相手を気に入ってくれなかった!4年間「別れた。」と偽ってある日突然帰りませんでした。
今でも会ってはもらえません。
人生、本当にいろいろですわ。
とっくの昔に私は母のことを許してますけど、彼女は許せないみたいです。
私はいつでも両親が倒れたら看病出来ます。
旦那の家族や多くの友人に本当に優しくして頂き、「母も精一杯だったんだ。」って思えたときに楽になった気がしました。
子育てをしていると益々「よく育ててくれたなあ。」と感謝。
会えなくても通じる、と思って過ごしています。
文章と写真がお上手で、NHKの時計が便利だわあ。
太秦のお菓子屋さんのサイトから参りました。
ではまた。

piro55 06-12-29 (金) 1:30

こんばんは!
「嚥下しがたい異物が残ったような感じのままなのである」
私の母もその様に辛そうな時期がありましたが、その異物が溶け出し呑み込めた瞬間を目の当たりにしたときは、私まで涙が止まらなかったことを思い出します。
人生を歩んでいく中で、「自力ではどうすることもできない、取り返しのつかないことも少なくない」ということが私にも起こりうること、忘れないようにしたいと思います。
お正月はご家族とのお変わりなき日常を笑顔で健康にお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。
そして、来年もどうぞ宜しくお願い致します。

マロニエのこみち・・・。 06-12-29 (金) 4:31

107さん
ご両親の離婚は107さんのせいではありませんよ
だから、そのこと、またそれに関連したことを107さんが気にされることはありません
少々違いはありますが、同じように、元々は家族のことで、自分自身に責任や負い目を感じ、
一生背負って生きていた人を知っています
消化されず、結局はその重荷に潰されました
家族思いで、優しくて、繊細な人でした
先日の尊敬するターシャ・テューダーの番組の中で
『夢見るときは一人で見るでしょ?人生も、そのように生きてゆくものなのよ』
という言葉が出てきました
愛する家族がいても、人ひとりの人生は、自分自身で決め、自分で生きてゆく孤独な道だと私も思います
ところで、私のところの検索ワードに半井小絵さんが出てきました
何とかしてください
これは107さんのせいです
私の場合、仕事は毎日たまってゆくのに、今日から息子は正月休み・・・
いったいどうすればいいのでしょうか・・
考えないことにして、休み明けたら仕事に邁進致します・・・(涙

107 06-12-29 (金) 11:19

△ ぽんたさん
コメントいただき有難うございます^^
子どもを持つと、親の気持ちがよく分かるようになりますね。
「会えなくても通じる」・・・いい言葉です。
肉親のことに限らず、もっと普遍的に、人と人との繋がりにおいても大切な、本質を言い当てている言葉のように思います。
お褒めいただき恐縮です。好き勝手に言い散らかしておりますブログです。
△ piro55 さん
こんばんは。
生きていると、ホントにいろいろあります。
この事象そのものに対する異物はとっくに溶けてなくなっているのです。両親=夫婦の間のことは、子どもといえども他人には分からないことも多くありますから・・・
自分の立ち位置を確認しつつ、自分自身の感覚に正直に、をモットーにやっております。考えることも多く摩擦も多いですが、今はこれしかできません。
こちらこそ、来年もよろしくお付き合いのほど、お願いします^^
△ マロニエのこみち・・・。さん
お気遣い、有難うございます。
親子兄弟といえども、その関係以前に一人の人間ですから、離婚そのものに対してボクが責任を感じているということではないのです(責任の一端があるかもしれない、ということの決着は、自分の中でついています)。
ただ、その現場に居合わすことができなかったこと。居たら、何かできたかもしれない。できなかったかもしれない。でも、居ることができたら。少なくとも自分の目で、感覚でそれを確認できていれば。その無念があるのみです。
「人ひとりの人生は、自分自身で決め、自分で生きてゆく孤独な道」
まったく、同感です。
その感覚に辿り着く過程は人それぞれなんでしょうが、しかし、人として生きるということの本質だと思います。
付け足すならば「重荷を背負って」。蛇足か(笑
もちろん、自分が潰れない程度に必要最低限、取捨選択しつつ。
山の渓流歩きで鍛えられておりますのでそう易々とは潰されません^^
検索、出てきました? うしし(笑
ウチの姫たちも今日から休みで、化学ぞうきんを渡しておいてあちこち拭き回らせております。大騒ぎ。お父さんは仕事部屋にこもって仕事しております。
マロニエさんも、お疲れさまでございます^^

ijin7wth2 06-12-29 (金) 12:27

こんにちは。
駆け足で2006年が往こうとしています。
私の父母も別れました。父が家を出たので、子供心にも判官贔屓で母の肩を持ちましたが、母も出て、長男は孤独になりました。
成長して、男女の仲が解ると、どちらも責める気はなくなりました。
二人とも去った今、「聞いておきたかったことが幾つかあった」と気づきました。
見えない人の心の履歴は、探り出せない時になって、知りたいと気づくものなのでしょうかね。

107 06-12-29 (金) 23:51

△ ijin7wth2 さん
こんにちは。
早くに話ができるようになるには、なかなか難しいことが多いようです。
ボクも親父とは話をするようになりましたが、母親の方とはからきしです。
まだまだ時間が必要なようですが、果たして、間に合うやら、です。
親と子と、人間はいろいろありますね。
有難うございます。

ijin7wth2 06-12-30 (土) 7:04

お早うございます。
今日で今年のBLOGを終えます。
色々と面白い記事を拝見できました。来年も楽しみにしております。
また、ユニークなコメントを頂き感謝しています。
来年も宜しくお願いいたします。

107 06-12-30 (土) 17:26

△ ijin7wth2 さん
こちらこそ、いつもお世話になっております。
ごゆっくり、お休みください。
また来年、よろしくお願い申し上げます^^

Solo 06-12-30 (土) 21:51

こんにちは、正月向けのつまらないTV番組が目だって正月の雰囲気が感じられてきましたね(笑)
札幌は先日の雨模様から一転毎年のような雪模様となってきました、どうやら今年も何もできず、どこにも出かけない、ただ子供に退屈だとぶつくさ言われるだけの連休になってしまいそうです。
107さん、今年は大変お世話になりました、来年もよろしくお願いいたします。

107 06-12-31 (日) 0:18

こんにちは。
雰囲気、出てきましたね〜(笑
まったく、つまらんです。
こちらこそ、有難うございます、と、来年もよろしくお願いします、と。
よいお年を!^^

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