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2006-07

6月の記憶

京都はいよいよ梅雨本番、湿度も最高潮になってきた。

雨が降りそうで降らない、というときが最も湿気が高く感じ、その中途半端な感じと相まって不快指数も最高潮に達する勢いになる。どうせならいっそのこと雨降ってくれ、と願うのだけど、これがなかなか降ってくれない。一日中たれ込めるどんよりと厚く重たい鉛色の雲で、盆地の湿気がフタをされる感じで空気も動かず、ヒトの活動意欲を大きく減退させてくれる。釣りにも行きたいが例によってなんだかんだとバタバタしていて思うに任せないことも、個人的に不快指数の値を上げてくれる原因でもある。

060710image.jpgそれで話は変わって、今を遡ること15年前、1991年の6月初めに、釣りの先輩と二人、思い立って北海道に釣りの旅に出たことがある。
ちょうど島原の雲仙普賢岳が大火砕流を起こしたとのニュースを聞きながら出発し、福井県の敦賀からフェリーで30時間、北海道の小樽に早朝5時頃に到着し、以来、6月の末日までまる一ヶ月、小樽の知人宅での居候から始まって道東への遠征、羊蹄山のキャンプ場、支笏湖のキャンプ場などを、テントをかついで点々と放浪し釣り三昧の日々を送っていた。

ご存知の通り、北海道には梅雨はない。特にその年の北海道は、6月いっぱい、寒冷な地方の広大な陸地らしく乾燥した気候が続き、さやわかで心地よい空気と雄大な景色の中でした釣りと遊びの記憶は、15年経た今でも色あせることなくボクの中に鮮明に残っている。

道央の、羊蹄山を望む雄大な景色の中、毎日同じ流れでライズするイワナとの対峙。
白樺林の中を蛇行して流れる渓にバイカモが繁茂しブルックトラウトが遊ぶ、異国情緒たっぷりの道東のスプリングクリーク(湧水)での釣り。

それらは、この時季に釣りに行けない無聊を慰めるとき、目を閉じればまざまざと脳裏に甦ってきて、ボクの人生の中で、何ものにも束縛されることなく、憂いもなく、過去も未来もなく、ただ渓魚を追いかけて毎日を暮らした別世界のひとときを思い出させてくれる、6月の大切な記憶なのである。

 

近所の人たち

恒例水曜日の突発釣行を企んでいたのだけど、昨日の夜のニュースで半井小絵さん(祝!「好きなお天気キャスター総合編」第5位・オリコン調べ)が「明日は大雨」と予報されていたのでヤメにした。それで今朝起きて、降りしきる雨の音と暗い空、体の節々に重くのしかかる湿気に辟易しながら昨日のドイツ×イタリア戦の結果を見ようとテレビをつけたら、いきなり飛び込んできた、これまたとても暗く、重い、イヤ〜なニュース・・・。
近頃特に思うのだけど、ホントに我が国の近隣には難しい国が多い。ボクはマンション住まいなので、それに例えてみることにしよう。

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汗と涙の結晶

いい気になって釣りに行ってたら、仕事のメールがどっさり来ていた。
しかも例によって急ぎのものばかり。
以前にも書いた通り、週末に仕事をするのは慣れっこになっているので何とも思わないけれど、詰まる時には一斉に詰まるものである。もう少し分散して均一に来てくれるといいのだけど、こればっかりは先方の都合のあることなので如何ともしがたいことのようだ。

それで思い出したのだけれど、先々月に泣き言を言っていたハードスケジュールの仕事が、このほど完成して本になったようだ。何かと言うと、フライフィッシングのキャスティング教本で、この本のイラストワークをやらせていただいた(ただし表紙のイラストだけはシリーズ物の本ということもあって誰か違う人が描いている)。裏表紙をめくったところにボクの源氏名(屋号のことね)のクレジットも掲載してもらってて、誠に有難いことである。

「基礎から応用まで網羅した、キャスティングのバイブル!」というキャッチコピーもあながち嘘ではない、クオリティの高い本に仕上がっていると思うので、初心者の方はもちろん、ある程度のキャリアがあってもキャスティングを我流でやっていて何となく限界を感じている、という方にも最適ではないかと思う。

あんまりこういう場で宣伝したりはしたくないのだけど、自分のワークが珍しく一冊の本になっているということで、リンクしてみた次第^^

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