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五月雨の釣り

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昨日の天気予報で、南から近づく前線の影響で今日は雨、とのことだったので、北の方に行けばちょうどいい具合の五月雨だ、よし、釣りに行くべし!
ということで、前夜午前2時までみっちり仕事をしてノルマを片付け、入稿のメールに「今日は釣りに行くから!」と宣言して手回しを万全にしてから、ひと眠りしたあとの朝一番に友人に家まで迎えにきてもらい、釣りに行ってきた。

行き先は、日本海は若狭湾に注ぐ小渓流で、ここらでは珍しく天然のヤマメが棲息している渓である。流域一帯は岩盤主体のガレ山で、ひと冬の間にいくつもガケ崩れや土砂崩れがあるので、あまり人の手も入らず、そのお陰でヤマメが細々と生き存えている。15年ほど前から一時足繁く通った渓で、ここ数年はご無沙汰していたのだけど、この時季の五月雨の釣りで何度もいい思いをしている渓として思い出したので、久しぶりに行ってみることにした。
昼前に現場に着いて軽く食事をし、早速釣り支度。少し湿気が強くて気圧が下がっている、この時季の釣りにはもってこいの状況である。水もこれまた最適の笹濁り。ポツポツと降り始めた小雨もへっちゃら、愛用のスペイジャケットはこういう雨のためにある。
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釣り始めるとほどなく一匹。ボクの、今シーズン最初の一匹だ。「小さい」と嗤うなかれ。大きくても小さくても一匹には変わりない。シーズン最初の一匹というのは大きさに関わりなく大変うれしいものなのだ。そりゃあ本音を言えば大きいのに越したことはないが、何事もそううまくいくことはない、というのが人生なのである。一発目から大きいのが釣れてしまったら、今シーズンのこれからの楽しみのハードルが高くなるというものではないか。最初は控えめに、このくらいがいいのである。なので、いつもなら「幼児虐待」とか言って恥ずかしそうにそそくさと流れに戻してやるのだけど、そこは少し我慢してもらって写真撮影にお付き合いいただく。
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その後も飽きない程度に反応があり、小振りながらも(この渓の平均的なサイズなのだけど)いいプロポーションの成年クラスも釣れてくれたので、楽しく釣りをすることができた。日中にも関わらず虫の羽化は多く、サカナの活性も良い。途中から少し雨の量が多くなって袖を濡らすほどになってきたので、夕方になる前に納竿。この天気だと夕マヅメにはヤマメの戻り銀毛(降海をあきらめて川に帰ってきたサクラマス)の尺ものクラスが動き始めそうで、かなりのいい釣りが期待できるのだけど、まあ、あまり欲はかくまい、ということで早々に帰還する。尺ヤマメはまた今度遊んでやろう。
今日はこんな感じ。まだまだエンジン全開というワケにはいかないが、リハビリもだいぶ進んできたので、次には北陸あたりにエンジン全開で出撃することにしよう。
でも・・・
果たしていつ行けることやら・・・
 


Comments:15

kitasan 06-05-17 (水) 20:52

けぶった渓はいいですね
葉からの雨垂れに時を感じます

107 06-05-17 (水) 22:06

△ kitasan さん
こんばんは。
今日の渓は、小雨でけぶっていました^^
この時季の釣りは、とてもとても気持ちのいいものです。
サカナも釣れて、大満足です。

Solo 06-05-17 (水) 22:54

こんにちは、すばらしい渓ですね。
こういう川は魚はもちろんその環境も大切にしたいですね。
次の釣果も楽しみにしています。

JIMO 06-05-17 (水) 22:59

まずは初モノ、おめでとうございます。
キレイなヤマメですね。パーマークが伸びているので
体高が出そうですね。きっとエサが豊富なんですね。

107 06-05-17 (水) 23:08

△ Solo さん
こんばんは、有難うございます。
最近コチラでは放流アマゴが幅を利かせていますので、若狭あたりの京都から近くの渓でヤマメを見ることは少なくなってしまいました。このあたりのヤマメは降海もしますので、そういうのが少なくなるのは寂しいです。
△ JIMO さん
こんばんは、有難うございます。
パーマークが残ったまま大きくなるのは25cm程度どまりです。銀毛になると30cm超えてきますので、そういうのはド迫力です。
海までに堰堤らしい堰堤がないので、サクラマスも上がってきます。

JIMO 06-05-17 (水) 23:28

ああ、ガレ場だからエサは少ないのか。。。
本来、強い個体はランドロックして、他のほとんどは銀毛して降海の準備をするんですよね?
残った連中がエサを独り占めしているのでしょうか。でも尺を超えるほどのエサはないと。(笑)
ここも海が近いのですか?海の香りがするとかなりの割合で銀毛しそうですね。
サクラマスも帰ってくる渓ですか。。。想像するだけでワクワクします。

107 06-05-17 (水) 23:46

△ JIMO さん
底はガレと丸石と砂で、虫は、かなり多いです。
スーパーハッチ(大量羽化)の夕マヅメなんか、キャスティングしてたらラインに虫がバシバシ当たってラインがズルズルになって飛ばなくなるぐらい。
でも、なぜかサカナは大型化しないです。
小さな渓なのでキャパの問題かも。
聞いた話しなので本当かどうか分かりませんが、オスは淡水に残って、メスは降海するのが一般的だそうです。ここは先日の渓よりは海から離れてますが、夏にはサクラマス(そんなに大きな個体ではなくせいぜい30cm台ですが)がここまで上がってきてます。

7wth2 06-05-18 (木) 11:19

今日は。
読んでいて、気持ちがいいですね。私が渓に入った気持ちになりました。
よかったですね。
あまごではなく、ヤマメですね。その辺りが境界になるのですか。
私も何度か「幼児虐待」をしました。私のは虐待の歴史ですね。それでも、「尺ヤマメはまた今度遊んでやろう。」みたいなせりふは口にしました。
私はもう行けません。107さんの釣行をわが事とし興奮するしかりません。
「果たしていつ行けることやら・・・」などといわず、再々お願いします。
上の写真は、107さんですか。
写真がいいですね。107さんが魚を引き寄せる写真が撮りたいですね。

107 06-05-18 (木) 11:50

△ 7wth2さん
こんにちは、有難うございます。
ボクごときの文章でよろしければ、いつでもご堪能くださいまし・・・^^
ここらあたりの本来の分布は、日本海側がヤマメ、瀬戸内・太平洋側がアマゴとなっていて、分水嶺は丹波山地あたりになるのですが、最近は日本海側に注ぐあらゆる渓で漁協が無差別にアマゴを放流していますので、ヤマメの生息域はどんどん狭められつつあります。
サカナの種類による分布の違いすら知らずして何が漁協か、と思うのですが・・・
上の写真は、友人の釣り姿です。
ボクは、手だけ写ってるのがそうです。
機会があれば7wth2さんに撮っていただきたいですが・・・^^

JIMO 06-05-18 (木) 19:41

ああ、ガレ場だからエサが多いのか。。。(爆)
新しい岩がどんどん供給されるから砂に埋まらないのかな?
また大ハズレだったりして!(笑)
ガレ場は頭上が開けているから小魚は少ないのかなと思ったんです。
ルアーマンはどうも虫に目が向かないんですよね。(苦笑)

107 06-05-18 (木) 20:45

△ JIMO さん
突っ込んでこられますね^^
う〜〜ん、どうでしょ。
ガレ場だからエサ(虫)が多い、という傾向は特にないように思いますが・・・。
ガレが何の岩石(玄武岩とか花崗岩とかいろいろ)なのか、それはどんな砕け具合か、ということの方が、川底や水質に大きな影響を及ぼすと考えます。
エサとなる虫の多寡は、渓の底の状態と水質によって決まりますので、この渓は川底が安定していて、かつ、虫の生育に適した水質だ、ということだと思います。
小魚ね〜(笑
そっか〜。ルアーする人はそっちに目がいくのですね。
マス類のフィッシュイーターとしての資質、という話しになると、とてもこのコメント欄では書ききれないほど多くの紙面を必要としますので、ここではやめておきます。
ルアーサイズの小魚を「エサ」と認識して追うのはある程度の大きさに成長した成魚であって、そこまでに成長するまでは、日常口にする主食はあくまで水生昆虫、陸生昆虫、小型の両生類や魚類の稚魚であろうと思います。それらよりも遥かに大きい通常の渓流用ルアーに反応するのは、アトラクターによる条件反射に過ぎないのではないか、と考えております。
これで如何?(笑

JIMO 06-05-18 (木) 20:54

 >フィッシュイーターとしての資質
楽しみにしてます!(笑)
「ガレ=釣れない。しかも怖い。」のイメージだったので・・・
またこんな話させてくださいね。

107 06-05-18 (木) 21:00

いつでもどうぞ^^
あ、でも「フィッシュイーターとしての資質」は、とてもボクごときには書けないです。
ご容赦を・・・(笑

みやび 06-05-20 (土) 0:06

今シーズン初釣果おめでとうございます。
雨でけぶる谷底のサクラマスがのぼる渓。って素敵なロケーションですね。私なら例え釣れなくても竿を振るだけで満足できそうです。

107 06-05-20 (土) 0:50

△ みやびさん
こんばんは、有難うございます。
小さいですが、今年の一匹目でございます(笑
霧雨のような五月雨になると、なぜかいつもこの渓に足が向きます。
久しぶりに行ったのですが、サカナは以前と変わらない様子で迎えてくれましたので
とてもうれしくなってしまいました。

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