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禁漁直前の雨男

今年は、釣りをしようと思うと雨にやられる日が続いた。この秋、9月の各週でも毎度予定はしていたのだが、雨に祟られた。ご丁寧に、超低速のバカでかい台風までやって来る。

・・・白状しよう。今年はボク、「雨男」なのだ。釣りに行こうと思うと、雨が降る。雨が降らなくても、雨後の増水と濁りがある。最近では、スカッと晴れた日に近所に外出するだけで、突然にわか雨と雷が襲ってくる。
ホントにイヤになる。
かろうじて釣りができたのは、4月と5月の数回だけだ。それも雨の合間をぬって、みたいな感じだった。
雨の神様。お願いだ。最後の9月くらいは、マトモに釣りをさせてくれ〜〜

とお祈りをしていたら、ようやく最終週になって仕事のカタもつき、ようやく天気もよくなるとのことなので禁漁直前滑り込みセーフで、釣りにいってきた。ところが、「晴れ」の天気予報にもかかわらず、前日夕方から雨。出発時間の夜半には、結構な降りになる。「バカめ。これぐらいでは参らないのだ」今年は雨でさんざんなメに遭ってるので、今さらこれしきの雨、どうってことないさ。強気が功を奏したのか、明け方、福井県のとある渓流の現場に着くころにはすっかりやむ。ざまあみろ。

fly13.jpg

北陸の渓は、いつ来てもいい。
特に秋は少し涼しくなって、苦手なアブやブヨもいなくなる。
だから快適で愉快な釣りになる筈だったのだが・・・

喜び勇んで、いざ釣りを始めん、と河原に下りると、河原には至るところ足跡だらけ。少し古いものや、真新しいもの、それこそ数知れないほどだ。フェルト底のものやゴム底らしきものまで、河原の砂地に縦横無尽にある。まあ三連休の後だからしかたがないか、と気にしないフリをしていたものの、釣り始めて数時間、一向にサカナの気配がないどころか、生物反応がまったくない。

しかたがないので早々に本流筋をあきらめ、支流へと避難することにする。流れは随分細くなるが、サカナの反応はある、しかし小さい。#12の毛鉤を食いにくるのだが、鼻面で弾いてしまう。毛鉤のサイズを落としてまで釣りたいという気にはならないサイズである。結局、その支流では一匹もフックオンに至らずじまいだった。

おまけに、諦めて林道へ上がる途中、淵の横のなんでもない岩に足を滑らせ、淵の真ん中にダイブするように仰向けにドボン!頭まで水につかってしまったのは初めてだ。お気に入りのコーデュロイのハンチングを失ったことに気づく暇もなく、全身ずぶ濡れになりながらとにかくデジカメをチェック。電源を入れると、一瞬、普通に立ち上がったのも束の間で、走査線状のものがモニタにザザザッと入ったかと思うと、プッスン・・・

心身ともに疲れ果て、車に戻って昼寝することにする。デジカメのバッテリーとカードを抜いて風通しをよくして日向で干す。シャツとTシャツとタオルも干す。そして数時間、爆睡。

覚醒後、デジカメは、なんとか復活。気分転換に渓をチェンジ。放浪の旅に出ていた釣友が帰ってきていて同行していたので、彼のお勧めという渓に行ってみるが、これがまたショボい渓。10分ほどで釣り終わってしまう、極小ピンスポット的ポイント。小さなのをバラシ1つのみ。

結局、こんな感じだった。

渓相は写真の通り、最高である。
結果はご覧の通り、最低である。
今年の散々な釣りを象徴する一日だったのかもしれない。

しかし、初夏の釣り以来数ヶ月ぶりに釣友と楽しい時間を過ごすことができた。
結果は結果として、そういう日もあるし年もある。

また来年、いいこともあるさ。

 
*ブログを始める以前、本体HPに書いていた散文です。2010年1月にブログに転載しました。

 


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