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2003-07

山の友人たち

渓の山桜
北陸の山に山桜が咲き乱れる頃になると、釣りの虫がウズウズと動き出す。雪代が落ちて、いっせいに虫のハッチが始まる、ベストシーズンの幕開けのサインである。
僕のホームグラウンド、北陸の渓には多くの自然が残されている。ご多分に漏れず開発の魔の手は急速に伸びつつあり通い慣れた名渓のいくつかは潰れてしまったが、それでも未だ手つかずの自然が多く残されている稀少な地域であることは間違いない。その理由のひとつには、地盤が不安定なガレ山が多いことや、 1,000m、2,000m級の高山から一気に海岸線へと駆け下る特有の地形、地勢があることが挙げられるだろう。あるいは修験の霊峰、白山があり、その周辺はさすがのゼネコンも開発に遠慮がちだというウワサも聞いたことがある。いずれにせよ、大いなる自然とそこに暮らす野生動物の営みを、たとえそのほんの一部分にせよ垣間見ることができるというのは、現在の日本においては大変な贅沢であろうと思う。

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渓歩雑感

2002年の春は、まだ4月上旬だというのによく降る雨は「五月雨」と言ってよい風情だった。その後にはまるで梅雨に入ったかのような蒸し暑いイヤな湿気のある日が続いた。
こちら京都市内の近辺ではすでにその時期で大型のヒゲナガも飛び回っていたし、ボクの十数年来のホームグラウンドである北陸の山々も春の雪解けが早く、例年にない猛スピードでの季節の移ろいであった。

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